当院の鍼灸治療について
治療の流れをご紹介します☺
① まず、しっかりとお話を聞かせてください。
初診日が決まり次第、ご自宅に問診表を送らせていただきます。
事前に問診表へご記入いただいた内容を元にお話しをきかせていただきます。
体と心はつながっており、意外なところに不調の原因があることも少なくありません。
体のこと、心のこと、日々の生活のことなど、1時間程度ゆっくりとお話を聞かせていただきます。
治療方針にも関わってきますので、ご協力いただければ幸いです。
② お身体を診ます。
東洋医学的な診察法(気色診、脈診、舌診、お腹・背中・手足のツボの状態など)を用いて、お身体の状態を細かく診させていただきます。
③ 治療します。
問診の内容とお身体の所見をふまえ、最も有効なツボを1か所選び、”はり”または”お灸”を施します。
あえて少数にしぼることで、お身体の力を最大限に活かすことができ、症状の改善につながります。
はりをした状態で十数分休んでいただいた後、はりを抜き、再びゆっくりと休んでいただきます。
★子ども(乳幼児)への治療は、皮膚に触れるだけの”刺さないはり”で行います。全く痛みはありませんのでご安心ください。小学生以上のお子さんへは、様子を見ながら”はり”で治療いたします。
④ 治療の効果をチェック・評価します。
お身体がきちんと変化しているのかチェックした上で治療を終了します。
治療後に、お身体の状態や養生法などをお伝えします。
以上が治療の流れです。
初めて受診される方は3時間ほどお時間をいただいております。
2回目以降は1時間半程度が目安です。
お時間にゆとりをもってお越しください。
治療ペースについて
症状や状態にもよりますが、1週間に1回程のペースで診させていただくとお身体が変化しやすいです。
症状が落ち着いてきましたら、10日に1回、2週間に1回、と間隔を空けていきます。月1回、健康管理のために来られる患者さんもおられます。
通院自体にストレスを感じてほしくないので、無理のないペースでお越しいただけたらと思います。
今の自分の状態を知ってセルフケアに役立てたい方は、初診治療のみご利用くださっても大丈夫です。
何かご不明な点がございましたら、遠慮なくお問合せください。
東洋医学について
頭が痛い、めまいがする、口内炎ができる…。
生きていればいろんな症状に悩まされることがありますよね。
東洋医学では一人の人がいくつかの症状を抱えていたとしても、それらを分けて考えることはありません。
体の臓器や器官は、相互に影響し作用し合い、生命活動を維持していると考えるからです。
実際に、東洋医学の視点で診ると、頭痛とめまいと口内炎の原因が同じであることもあります。
また、東洋医学には”気”という概念があります。
元気、天気、気のせい…など、普段何気なく使っている言葉にも、”気”に関する言葉はたくさんありますね。
病は気から!なんて言葉もありますが、本当にその通り。
東洋医学では身体の中に気が流れていて、その”気”がとどまり続けると、様々な病へ繋がると考えます。
今はまだ西洋医学がメジャーですが、東洋医学の考え方を知っていると体を調えやすくなりますし、とても生きやすくなると思います。私は東洋医学に出会えてラッキーでした。
興味をもっていただければうれしいです。